新製品
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自己判定機能を有する無線振動センサを開発

自己判定機能を有する無線振動センサを開発

[概要・開発意図]

製造業における機械設備、インフラ業界における橋梁などにおいては、劣化に起因する重大事故を避けるためのメンテナンスを目的として、センサによる状態モニタリングが行われています。中でも故障に向かう状態推移を測定するのに振動状態の監視が有効であり、近年、取付け対象が増えてケーブル配線や電源確保の煩わしさを解消できる無線方式の振動センサのニーズが増えてきています。

そこでホシデンはセンサ自身に正常/異常を判定する機能を設け、その結果のみを無線通信する「無線振動センサHVE1489」を開発しました。無線方式ではデータ通信量の制約があり、モニターした振動情報全てを伝送することができずに分析が不十分になり異常状態を見過ごす恐れがありますが、当製品は

自己判定機能を有することでこれを解消致しました。

また、ISO10816に準じた異常判定に加え、ユーザ自身が自由に設定できる機能(周波数スペクトル上の閾値設定)を備えており、ユーザビリティの向上を図っております。


 

品名・品番

品名 : 無線振動センサ


品番 : HVE1489



主な特長

・底面の磁石でそのまま設備に固定可能

ISO10816に対応した振動速度判定に加え、ユーザが任意に設定できる閾値判定機能を具備

・低消費電力のBluetooth®LE通信で自己判定機能の結果のみを報知

   (低消費電力化によるバッテリの長寿命化も同時に達成)

・ニーズに応じて防爆への対応も可能


主な用途

・産業機械設備、インフラ関係設備における最適メンテナンス時期の検出



生産・販売計画

サンプル提供開始

2025年初頭

販売開始 未定
計画月産数量 未定
サンプル価格 別途お問い合わせ下さい




主な仕様

項目

仕様

測定周波数帯域 5Hz~2,600Hz
通信方式 Bluetooth®LE
通信頻度 Bluetooth®LE通信により変更可能
検知上限加速度 ±16
保護構造 IP65相当

 Bluetooth®ワードマークおよびロゴは登録商標であり、Bluetooth SIG, Inc.が所有権を有します。ホシデン株式会社は使用許諾の下でこれらのマークおよびロゴを使用しています。



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