ホシデングループでは、エネルギーや資源の使用量などのインプットデータ、およびCO2排出量や廃棄物処分量など
のアウトプットデータを把握することにより、事業活動に伴う環境負荷の低減に努めております。
ホシデン国内グループは2016年度より電機・電子業界「低酸素社会実行計画」(2021年度から「カーボンニュートラル行動計画(略称:CN行動計画)に名称変更)に参加し、業界目標に準拠した事業活動におけるエネルギー効率の改善に取り組んでいます。
【業界目標]
・2020年度基準で2030年度まで、エネルギー原単位改善率を年平均1%以上改善する
・2013年度基準で2030年度までに、CO2排出量を46%程度の削減にチャレンジする
電機・電子業界「カーボンニュートラル行動計画」をご覧ください。
ホシデンは2025年3月にSBTにコミットメントし、2025年8月(SBT公開は9月)に認定を取得いたしました。
これは、より野心的に脱炭素を推進していくという意思表明であり、3月のコミットメントと同時にSBT水準の
削減目標に向けた脱炭素計画の検討と取り組みを推進しております。
【SBT水準のCO2排出量削減目標】
・中間目標:2030年度末までに2023年度基準で総排出量42%削減(Scope1,2)
2030年度末までに2023年度基準で総排出量25%削減(Scope3)
Target dashboard - Science Based Targets Initiativeをご覧ください。
脱炭素取り組みの一貫として、グループ全体での再エネおよび省エネ取り組みを実施しております。
・再エネ取り組みとしては、本社および東京事業所の太陽光発電設備導入に加え、海外グループ会社(ベトナム工場は2026年度稼働予定)における導入の調査を実施し、追加導入の検討を行なっております。また、再エネ電力への切り替えとしては、2025年度より、国内拠点(一部の営業拠点を除く)は再エネ由来100%の電力購入に切り替え、海外拠点における再エネ電力購入の調査検討を開始しております。
※再エネ取り組みの状況および計画につきましては、下表を参照ください。
・省エネ取り組みとしては、新規設備導入/設備の入替時に省エネ率の高いものを選定するとともに、可能な限り脱炭素を踏まえた燃料の転換を検討しております。なお、身近な取り組みとしては、空調温度の適正管理、照明のLED化とこまめな消灯の実施、社有車の削減とアイドリングストップの推進など、社員の意識情勢を含めた一丸となった取り組みを行なっております。
ホシデングローバルグループにおけるScope1,2,3の実績を下表に示します。
※このデータは第三者検証による証明をとっております。
2013年度基準におけるCO2総排出量と基準年度比の推移を以下のグラフに示します。
※原単位(売上高)における推移についても併せて示します。
SBT水準の削減目標に対する実績の推移を以下のグラフに示します。
※SBT目標は各年度における排出量の目標とし、削減率目標は目標年度(2030年度)
における達成率を示します。
(Scope1+2:基準年度比42%削減、Scope3:基準年度比25%削減)
上記グラフはホシデングループでの電力・燃料使用量を原油換算
したエネルギー使用量合計の推移です。
※2023年度より電力‐原油換算係数が改訂されておりますので
データに反映しております。
上記グラフは、ホシデングループの廃棄物の推移です。