ホシデン株式会社(代表取締役社長:古橋健士)は、このたび、2030年に向けた温室効果ガス(GHG)排出量の削減目標が、パリ協定に準じて「世界の気温上昇を産業革命前より1.5℃に抑えることを目指す」ための科学的な根拠に基づくものであると認められ、国際的イニシアチブである「SBTi(Science Based Targets initiative)」より認定を取得いたしました。
SBTiより認定された温室効果ガス排出量の削減目標
●スコープ1およびスコープ2の温室効果ガス排出量を、2023年度を基準年として2030年度までに42%
削減する。
●スコープ3の温室効果ガス排出量を、2023年度を基準として2030年度までに25%削減する。
近年、世界的に地球温暖化による異常気象、大規模災害が発生しており、温暖化対策を行なうことが社会的に大きな課題となってきております。また、目標年度を2030年として温暖化対策に取り組む企業も多く、今後さらに脱炭素の要求が加速してくるものと予測しております。ホシデンもグローバルに事業を展開している企業として、企業のとるべき役割は脱炭素のさらなる推進であると認識し、SBT認定の取得を機に、国内、海外グループ会社において、省エネおよび再エネの導入を推進しております。具体的には、2025年度より国内において、一部の営業拠点を除き、再エネ由来100%の電力購入に切り替え、年間約4469t-CO2の削減(基準年度比:15.6%)を予測しております。海外においても、ベトナム工場で2026年度より新社屋(8号棟)の屋上にオンサイトPPAを設置して年間約700t-CO2の削減に貢献する予定です。
このように、ホシデンはSBT水準の目標達成に向けて、脱炭素を野心的に取り組んでまいります。
SBTi(Science Based Targets initiative)は、CDP、国連グローバル・コンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)が共同で設立した国際機関であり、パリ協定の目標達成に向けた温室効果ガス削減シナリオと整合する科学的な目標の設定、実行を求める国際的なイニシアチブです。
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